

最近のファッション業界では、セレブとのコラボレーションによって生まれたアイテムが消費者の熱い視線を集めている。単なる流行を超え、セレブの個性やスタイル感覚を反映した「追求型美消費」という新たなトレンドを牽引している。

ファッションプラットフォーム「KREAM」の最新レポートによると、ロゼが着用したプーマ「H-Street OG」は保存数が7618%も急増した。ケンダル・ジェンナーが履いた「Alo Sunset スニーカー」も検索量が急増するなど、セレブが選ぶアイテムへの注目度の高さが明らかになった。これに呼応する形で、各ブランドはセレブとの協業を加速させ、ファンの期待に応える商品を次々と投入している。
プーマはグローバル・アンバサダーを務めるロゼとの初のコラボコレクションを発表し、大きな話題を呼んだ。ロゼがコンセプト立案からデザインまで深く関わった「PUMA X ROSE Collection」は、プーマのスポーツウェア・ヘリテージを現代的に再解釈し、彼女特有の洗練された感性を表現している。特に「Speedcat」シリーズは独自のレースディテールが目を引き、「Speedcat Premium(ブラック)」と「Speedcat Leather(ホワイト)」は発売30分で全サイズが完売した。その他「Speedcat Ballett」をはじめ、アパレルやアクセサリーまで幅広いラインアップがプーマ公式オンラインストアや一部オフライン店舗、MUSINSA、29CM、ABC-MARTなどで販売されている。

一方、Beats by Dreはジェニーの初ソロアルバム『Ruby』にインスパイアされた「Beats Solo 4 – JENNIE Special Edition」を発表した。セイント・マイケルは2NE1のデビュー15周年を記念したグラフィックTシャツをリリースし、BUCKAROOは俳優イ・ドンフィと組んだタイポグラフィTシャツを展開している。

セレブとのコラボレーションは単なる商品販売にとどまらず、ブランドとアーティストのイメージを掛け合わせることで、消費者に新しい価値を提示している。今後も多彩な協業から、個性あふれるプロダクトが次々と登場することが期待される。

最終更新 : 2025. 09. 19 12:50













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