
ホテルのドアを開けて入る後ろ姿だけで物語が完成する。前回の 「マニラを魅了させたブルー人魚」RedVelvetウェンディ、ニューヨークのクマを消した 「歴代級の清涼感」ではステージ上で華やかなクールトーンの頂点を見せたが、今回はプライベートな空間で楽しむ一層余裕のある感覚的な私服センスが披露された。グレーとレッドの大胆なカラーの組み合わせが、ありきたりでないスタイリングの楽しさを与えている。
後ろ姿が語る今日の着こなしの温度
細いストラップが際立つグレーのホルターネックトップは、ウェンディの華奢な肩ラインをドラマティックに強調する。そこにさりげないドットパターンが入ったミディスカートを合わせることで、単調になりがちなルックにリズム感を吹き込んだ。ホワイトトーンの整然としたホテルインテリアと対照的なダークなカラーの組み合わせが、彼女をさらに神秘的な主人公にしている。

強烈なレッドタイツ、これを誰でも着こなせるのか?
このルックの本当の勝負所はまさに足元である。無彩色の衣装の下から突如飛び出した強烈なレッドタイツとふわふわのファースリッパの組み合わせはウィットそのものである。過剰に見えるかもしれない「オールレッド」の下半身をグレーのトーンの上着が落ち着いて抑え、完璧なバランスを保っている。ファッションエディターが見ても膝を打つほどの賢いカラーポイントの活用法である。

クローズアップを呼ぶ透明な輝きのメイクアップ
画面を突き抜けてくる透明な肌表現とほのかなローズ色のリップは、ステージ外のウェンディの自然な魅力を倍増させる。長く伸ばしたウェーブヘアはホルターネックトップと相まってフェミニンなムードを最大化し、シンプルなネックレス一つで首元をすっきりと整えた。鏡セルカの中のすました表情さえ計算された演出のように感じられるほど完璧なビジュアルである。
最終更新 : 2026. 02. 17 21:33













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