
ニューヨーク・ブルックリンの夜がTWICEのモモで彩られた。今月15日(現地時間)に開催された「ビクトリア・シークレット・ファッションショー2025」で、モモはピンクのレオパード柄ボディスーツの姿で登場した。彼女の出演は単なるパフォーマンスを超え、「アイドルファッション」の進化を象徴する瞬間となった。
TWICEはこの日、「This Is For」とNetflixのアニメ映画『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』のOST「Strategy」をライブで披露し、K-POPガールグループとして初めてビクトリア・シークレットのステージに立った。強烈な照明とローズカラーのランウェイ上で、モモは際立ったフィット感を醸し出すフェイクファー付きのボディスーツにTASAKIのジュエリーを合わせ、高級感と力強さを同時に演出した。彼女の引き締まったボディラインとステージ上でのカリスマ性は、「K-POPがラグジュアリーの領域に踏み込んだ」という評価を得た。

公演後、彼女が自身のInstagramアカウントにて公開したステージ裏の写真にファンは熱狂的な反応を示した。鏡の前で撮影した自撮りの写真では、ステージでの衣装を着用し、無表情でありながらほのかな余裕を感じさせる表情が、一層クールな魅力を放っていた。ファンからは「人間のピンクダイヤモンドだ」、「モモがランウェイを制覇した」といったコメントが殺到した。
特にピンクカラーは、今シーズンのビクトリア・シークレットが打ち出す「新しい女性らしさのエネルギー」を象徴している。モモはこのキーカラーを最もドラマティックに体現し、ブランドコンセプトと完璧な相乗効果を生み出した。東洋的な顔立ちと茶髪の組み合わせは、ニューヨーク現地でも「今年の注目ルック」として評価されたという。
ショー前日には、シンガポールのマリーナベイ・サンズで開催された高級香水ブランド「AMAFFI」のプライベートパーティにも出席した。ペリウィンクルブルーのドレスに自然なウェーブヘア、控えめなメイクを施したモモの姿は、「ファッションウィークの女神」の異名にふさわしいものだった。現地の関係者は「モモの登場で会場の雰囲気が一変した」と絶賛した。
今回のビクトリア・シークレットのショーには、ラッパーのミッシー・エリオット、歌手マディソン・ビアー、シンガーソングライターのカロルGなど、世界的なアーティストも共演し、グローバルな相乗効果を生み出した。TWICEはステージ終了直後、ファンとのオフラインで行われるファンミーティングのためにすぐにソウルへ向かう強行スケジュールをこなした。

モモの今回の出演は、単なる公演以上の意味を持つ。K-POPアーティストが世界最大のランジェリーブランドのショーの目玉を飾ったのは初めてのことであり、音楽・ファッション・ブランドの境界を打ち破る瞬間となった。彼女が残したピンク色のシルエットは、「グローバルアイコン」の新たな基準として記憶に刻まれるだろう。
最終更新 : 2025. 10. 20 15:30








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