
韓国のテレビ局MBCのバラエティ番組『オ・ウニョンリポート結婚地獄』で、放送史上初めて育児休業中の夫が登場した。夫は切実に職場への復帰を望んだが、妻は強硬に反対し、緊迫した対立が展開された。
育児休業で20ヶ月間にわたり仕事を休んでいる夫は、三人の子供の育児と家事を一手に引き受けていた。朝から晩まで休む間もなく過ごす彼は、仕事以上に育児が大変だと苦悩を吐露した。妻が6年もの育児休業を要求したという事実に、彼の疲労が色濃く表れていた。夫は「本当に働きたい。仕事への復帰が切実だ」と切実な想いを明かした。
夫婦は1億5,000万ウォン(約1,590万779円)に上る借金を抱え、状況はさらに深刻だ。月々の利子だけで200万ウォン(約21万2,010円)以上がかかる苦しい状況である。驚くべきことに、妻はこのような経済的な逼迫にもかかわらず、夫の仕事への復帰を頑なに拒み続けている。この夫婦の背後にある事情に、注目が集まった。
一方、妻は精神的に極めて不安定な状態にあった。「このまま少しでも悪化すれば、悪い考えが浮かぶかもしれない」と、オ・ウニョン博士を訪れた理由を打ち明けた。彼女は「命を削って働いている」と告白し、「自分が限りなく惨めに感じる」と語り、心に痛みを抱えていることを明かした。特に「退勤して家に帰ると頭が鳴り響く。子供たちの声を聞いた瞬間、頭が爆発しそうだ」と訴え、深刻な不安症状を呈した。
崖っぷちに追いやられた「育休夫婦」の複雑な物語が、果たしてどのような解決策を見出すのか。この夫婦を覆う暗い影の正体は何か、そしてオ博士はどのように賢明なアドバイスを送るのか、視聴者の関心が高まっている。全ての詳細は今月20日に韓国でオンエアされた放映分で確認できる。
最終更新 : 2025. 10. 21 12:22








コメント0