【衝撃】パク・スホン兄弟の62億円横領、実刑確定か！

パク・スホンの実兄パク氏と兄嫁イ氏が62億ウォン（約6億5,385万2,000円）規模の横領容疑で控訴審でも実刑求刑を免れなかった。

ソウル高等裁判所第7刑事部は12日、特定経済犯罪加重処罰等に関する法律（横領）違反容疑で起訴されたパク氏とイ氏に対する結審公判を行った。

この日、検察はパク氏について「長期間にわたり繰り返し巨額の金額を横領し、その資金をパク・スホンのために使用したという虚偽の主張をして使途を隠した」と指摘した。続いて「被害回復は行われていないどころか、パク・スホンをむしろ非難するなど態度も悪い」とし、「芸能人としてのパク・スホンのイメージ毀損にもかかわらず、責任を回避している」と述べた。

また検察は「初犯である点は考慮したが、犯行期間、横領金額、全般的な態度を勘案すると厳罰が不可避だ」とし、パク氏に全て有罪を認め懲役7年を言い渡すよう要請した。

併せて兄嫁イ氏については「夫パク氏と共に長期間資金を横領したにもかかわらず、自身を名誉社員に過ぎないとして責任を回避したり主張が食い違ったりした」と指摘した。そして「この事件の主犯がパク氏であることを考慮しても、全て有罪判決とともに懲役3年を言い渡すべきだ」と強調した。

裁判過程でパク氏側弁護人は「家族間の紛争を起こした点を反省している」とし「証言などを見ると横領とは見なせない事情がある」と主張した。パク氏も最後陳述で「この件で家族が大きな苦痛を味わった。二度とこのようなことがないようにする」と涙ながらに語ったと伝えられた。

イ氏も「4年以上日常が止まっていた」と子どもを心配する心情を明かし、情状酌量を訴えた。

パク氏夫婦は2011年から2021年まで約10年間パク・スホンのマネジメントを担当しながら、ラエル、メディアブームなどの会社の金約20億ウォン（約2億1,092万円）とパク・スホンの個人資金など数十億ウォンを横領した特定経済犯罪加重処罰法上の横領容疑で裁判を受けてきた。

第一審でパク氏は会社の金20億ウォン（約2億1,092万円）横領容疑は有罪と認められ懲役2年が言い渡されたが、パク・スホンの16億ウォン（約1億6,873万6,000円）相当の資金を横領した容疑とイ氏の共犯部分は無罪と判断された。これに検察と被告人の双方が控訴した。

控訴審で直接証人として立ったパク・スホンは「家族会社という理由で個人横領容疑が無罪になった部分を納得できない」とし「30年間築いてきた資産が崩れ、悔しさを感じた」と訴えた。