
歌手RETAがFameUsエンターテインメントとの法的紛争を終結させ、専属契約を正式に終了した。
今回の対立は3月、中国に滞在中のRETAが居住していた家に所属事務所の関係者が無断で侵入し、個人の物品や家具を勝手に移動または廃棄した事実が明らかになったことから始まった。
RETAは当時、自分以外の誰かが家に侵入して荷物を廃棄するという通知を受け、恐怖とショックを隠せなかった。彼は自分の家が家賃を支払って管理していた個人の居住地であったが、所属事務所がパスワードを知ったのか、一方的に処分するという連絡を受け、混乱を訴えた。
代表のSan Eと関係者を共同住居侵入及び共同財物隠匿容疑で告訴したRETAは、その後のメッセージなどで状況を確認しようとしたが、何の返答も得られなかったと明らかにした。


捜査の結果、該当の所属事務所の関係者は容疑が認められ、検察庁に送致された。また、RETAが被った財物損壊などの被害が公式に認められた。一方、San E代表は証拠不十分で不送致の決定が下され、本人チャンネルを通じて事件とは無関係であるとの立場を表明した。
これに対し、一部の世論はSan Eの立場に従って疑惑を提起することもあったが、RETAは関係者の送致によって自らの被害事実が明確になり安堵したとし、もう所属事務所との信頼は残っていないため、専属契約を解除することになったと説明した。
RETAは今回の事件により、過去1年が事実上崩壊する時間だったとし、日常が崩れ、不安と恐怖が常に付きまとっていたと語った。彼はキャリーバッグ一つだけを持って1年を過ごさなければならず、家族や友人も心配が大きかったと苦しい心情を伝えた。
しかしRETAは最後まで音楽活動を諦めず、ここまで耐えてきたと強調した。今でも音楽に対する情熱だけは守り続けると誓い、今後も自分だけの音楽を届ける意志を示した。

最終更新 : 2025. 12. 09 11:16
コメント0