
EBS「ソ・ジャンフンの隣の百万長者」が10日、トマトの一品種で企業価値1000億ウォン(約106億200万円)を築いたキム・ホヨンの人生物語を扱う。
今回の放送では韓国国内最大のスマートファームを築いた農夫キム・ホヨンが出演し、5万坪規模のガラス温室でトマトやサラダ野菜を栽培し、年商750億ウォン(約79億5,150万円)に達する成長過程を公開する。キム・ホヨンは昨年、農業界初のKOSDAQ上場に成功し、企業価値を1000億ウォン(約106億200万円)まで引き上げた主人公として注目を集めた。
科学農業を前面に出し、環境をデータで管理するスマートファームシステムも彼の主導で導入された。このような革新はスマートファーム時代を開いただけでなく、韓国農業のパラダイムを新たに書き換える役割を果たしたとの評価を受けている。
特にこの日の放送ではキム・ホヨンが作った代表的なヒット作であるステビアトマトに焦点を当てる。従来のトマトに比べて甘味がさらに強いステビアトマトは発売と同時に消費者から大きな反応を得て、トマト市場の流れを変えた新製品として位置づけられた。


開発過程についてキム・ホヨンは「捨てたトマトだけで8億ウォン(約8,481万6,000円)だった」と語り、長い挫折と失敗の末にステビアトマトを完成させた激しい物語を語る。
放送でソ・ジャンフンは「1kgのものを1日1本食べていた」と語り、自身がステビアトマトの熱烈なファンであることを自称し、「会長様が裕福になるのに私が貢献した」と愉快な雰囲気を作り出す。
一方、キム・ホヨンの人生は順調ではなかったことが明らかになる。24歳で家長となり、家族のために危険を冒して鉱山で働き、トラック商売に挑戦したが、全財産300万ウォン(約31万8,060円)を畑に投じて相次ぐ失敗を経験した。
これについてキム・ホヨンはその時期を「本当に悪に取り憑かれていた」と回想し、家族のために諦めずに再起した過去を思い出す。またこの日の放送では「息子を何度も追い出した」という彼の隠された家族の事情も紹介される。キム・ホヨンの息子は放送で実際に登場し、父親に対する率直な心情を明らかにする予定だ。
EBS「ソ・ジャンフンの隣の百万長者」は10日午後9時55分に放送される。

最終更新 : 2025. 12. 11 12:17
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