KATSEYE、NYタイムズで「今年の曲」2位に！その理由とは？

KATSEYEの曲「Gnarly」が世界有力メディアのニューヨークタイムズで「今年の歌」2位に選ばれ、話題を呼んだ。

ニューヨークタイムズは7日に発表した「ベストオブ2025」で、KATSEYEの2枚目のEPに収録された「Gnarly」をその年の歌部門で2位に選出した。ニューヨークタイムズは「Gnarlyの不協和音と機械音が調和し、実験性・グローバル化・解体、そして祭りの本質をすべて含んでいる」と評し、この曲の独創性と拡張性に注目した。

「Gnarly」はハイパーポップジャンルにダンスとパンクサウンドを加えた作品で、ピンクスリップ（Pink Slip）、ティム・ランドルフ（Tim Randolph）、BTSのパン・シヒョク、スロウ・ラビットなどの有名なグローバルプロデューサーが参加し、独特な音楽的世界を完成させた。この曲は4月に公開されるやいなや新鮮なサウンドで注目を集めた。

KATSEYEの卓越性は音楽だけでなくスタイルの面でも明らかになった。ニューヨークタイムズが選定した「今年最もスタイリッシュな67人」のリストにKATSEYEが含まれ、ポップスターのサブリナ・カーペンターや日本のメジャーリーガーの大谷翔平と共に名前を連ねた。ニューヨークタイムズはアメリカのブランド「ギャップ（Gap）」と進めた「ベター・イン・デニム（Better in Denim）」キャンペーンを例に挙げ、メンバーの多様性と包容力も高く評価した。

ニューヨークタイムズはまた、KATSEYEがデビュー1年でグラミー賞候補に選ばれ、「新しいスタイルと自己表現の基準を確立した」と述べた。KATSEYEは2026年2月1日に開催される「第68回グラミー賞」で「ベストニューアーティスト」、「ベストポップデュオ/グループパフォーマンス」などの主要部門の受賞候補に名を連ねている。

この他にもKATSEYEの活動は着実にグローバルな記録を積み重ねている。今年のEP「BEAUTIFUL CHAOS」は7月12日付のアメリカ「ビルボード200」で4位を獲得し、収録曲「Gabriela」は11月29日付の「ホット100」で31位にランクインした。「Gnarly」は6月21日付のビルボード「ホット100」で90位に初めて登場して以来、着実に順位を維持し、人気を得ている。

KATSEYEはハイブのパン・シヒョク議長が「マルチホーム、マルチジャンル」アプローチで導いたオーディションプロジェクト「ドリームアカデミー」を通じて結成され、昨年6月にアメリカで公式デビューした。現在、北米ツアー「BEAUTIFUL CHAOS」に参加し、ファンと活発に交流している。